堀川通りの散歩

ロシア国旗

チェリャヂノワ・ヴェロニカ
(ロシア連邦)


自然豊かな堀川通り

自然豊かな堀川通り

小さな路地

小さな路地

京都での生活は、もう2年半になります。その間、京都の素敵な場所を数多く見つけ、それぞれの場所はそれなりの魅力があって、一つを選ぶのはとても難しいので、堀川通りのいくつかの素敵な場所を紹介したいと思います。

堀川通りを歩くのが大好きです。堀川通りは広くて、北は賀茂川から始まり、南は京都駅付近まで続いて、道のりは結構長いです。建物は主に現代建築ですが、隣の道、すぐそばに伝統的な建物も多いです。下の運河で小さな川が流れ、水の音が心地よいです。春になると、綺麗な桜が咲いてきます。そこを歩くおばさんと桜の色や満開の時期についてディスカッションして、日本語の練習をしたこともあります。

昼だと、博物館や伝統的な店が開かれ、京都の歴史を語ります。伝統的な布、絹、錦などを見たいのであれば、西陣織会館が最適です。布の手織やマフラー製作体験もできるし、きものショーも行われます。また時代を遡って、奈良時代、平安時代の衣装や生活に興味を持っているなら、風俗博物館がお勧めです。場所は七条通りの方に近くて、下京区堀川通新花屋町に位置しています。京都にきてから最初に訪れた博物館は風俗博物館でした。博物館自体は小さいですが、昔の時代の雰囲気が味わえます。昔の資料や絵によって当時の衣装が複製され、展示されています。それだけでなく、平安時代の貴族の生活を描写する展示会もあって、かわいらしい人形は寝殿造の形をしたドールハウスで暮らしています。かるたをやったり、黒くて美しい髪の毛をとかしたり、さまざまな日常的な場面が描かれています。とても印象的で、似たような貴族の生活を体験したいなぁ、という気持ちになります。

表通りの住宅

表通りの住宅

刀ショップ蔵屋はしもと

刀ショップ蔵屋はしもと

二条城の近くの橋

二条城の近くの橋

また一つの珍しい場所を紹介しますと、二条城あたりに『蔵屋はしもと』という刀の専門店があります。本当の刀、脇差など、ありとあらゆる日本刀を売っています。驚くほどの数と種類があって、私のような日本武道と関係のない人にとっても楽しいと思います。

しかし、私は夜の堀川通りが一番好きです。雰囲気が一変します。ひとまず、人々が消え、無人島みたいに無人の通りになります。しかし寂しくはありません。窓の明かりがいっぱい点いていて、みんなは静かな夜を過ごしています。そして私は夜の絶景を楽しんでいます。堀川通りは広いですが、隣の道に入ると、路地が錦の糸のように絡まっています。紛れ込むのが好きです。小さな家が並ぶ迷路でさすらうのが好きです。一戸、二戸建ての家は時代も建築スタイルも違って面白のが好きです。一戸、二戸建ての家は時代も建築スタイルも違って面白います。でも、ばらばらには見えず、統一されているように見え、都市建築の計画を作る方の努力がすごいと、見るたびに思っています。そして、ずっと歩きます。ときにお寺や小さな神社を通り過ぎます。迷路を歩いて、また堀川通りに戻ってまっすぐ歩きます。まっすぐに飽きたら、また迷路に入り込みます。北を歩いたり、南を歩いたり、一人で歩いたり、友達を連れたり、たまに知り合いができたり、一期一会という原則でお互いの話を語りつくそうとしています。少しゆるい生活かもしれませんが、私にとってゆっくり考えることは大事で、こうして町並みを目にしながら京都の生活を送っています。

あなたはいかがお過すごしでしょうか。

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京都水族館の新イルカパフォーマンス

第1章「友情」

第1章「友情」
第1章「友情」

第2章 「たいせつ」

第2章 「たいせつ」
第2章 「たいせつ」

私は過去号(2016年8・9月号*)で京都水族館を紹介しましたが、2018年7月21日からイルカパフォーマンスの内容が新しくなったので、今回の記事ではそのことについて紹介します。

新しいイルカパフォーマンスのタイトルは、「La・La・Fin CIRCUS(ラ・ラ・フィンサーカス)」です。このパフォーマンスは「劇場型イルカパフォーマンス」と呼ばれ、エイベックス・エンタテインメント株式会社が国内水族館で初めて演出を手掛けたイルカパフォーマンスです。私も実際にパフォーマンスを見に行きましたが、何度も見に行きたくなるような素晴らしいものでした。また、このパフォーマンスは年間を通して全4章で構成され、現在は第3章「やくそく」が上演中です。

パフォーマンスが始まる前から、サーカス団を演じるパフォーマーの4人が客席に来てくれて、ハイタッチをしたり写真撮影に応じてくれたりしながら、客席を盛り上げてくれます。実際のパフォーマンスは、パフォーマーとトレーナーによるお芝居を交えながら、イルカについて様々なことを学ぶことができるようになっています。パフォーマンスが終わってからもパフォーマーは残ってくれて、時間は限られていますが、お見送りをしながら写真撮影にも応じてくれます。登場するトレーナーやイルカ、パフォーマーはその日や時間帯によって違うので、何度見ても飽きることが無いイルカパフォーマンスになっていると思います。

パフォーマンスの詳しい内容や上演スケジュールについては京都水族館のホームページの特設サイト**を確認してください。


* http://lik.kcif.or.jp/archives/1608/08_2016ja.htm#2
** http://www.kyoto-aquarium.com/lalafin/

金谷 千菜美

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茶道コンセプト 一期一会

千利休屋敷跡

千利休屋敷跡

かわいい朝顔(イメージ)

かわいい朝顔(イメージ)

抹茶とお菓子

抹茶とお菓子

一期一会は「おもてなし」でよく聞く茶道コンセプトです。あなたにめぐり逢えたご縁を大切にします。私たちは明日再び逢えるかもしれませんが、ひょっとしたら今日が最後の機会になるかもしれません。その思いからあなたに最高のおもてなしをします。あなたは大切な友達です。

さて、とっておきのエピソードがあります。今から約400年前の話です。千利休は豊臣秀吉を迎えてよく茶会を開きました。豊臣秀吉は天下人*、千利休は最も有名な茶人です。16世紀の頃、朝顔は大変珍しい花でした。それを千利休が育てているという話を秀吉が聞き、聚楽第(城)の千利休屋敷にやって来ます。そして庭の隅々まで朝顔を探すのですが、一向に見当たらず不機嫌な顔をして茶室に入ってきました。そして思わず叫んだのです。「オゥ!! やっと見つけたぞ!...なんと素晴らしい」と大変感激をしました。そこには床の間の柱に割竹の筒を掛け、一凛のかわいらしい朝顔がそっと活けてありました。実は利休は秀吉が来ることが前もってわかっていたので、庭中の大切な朝顔をすべて引き抜いて秀吉のためだけに設えたサプライズだったのです。利休は人を喜ばすのが大好きな人なのです。

最後に抹茶の簡単な作法を紹介します。まずお菓子をお召し上がりください。舌に甘みを覚えさせておきます。次は抹茶の飲み方です。左手で茶碗を持ち右手を添え時計まわりに2度回してください。次に両手で持ち、数回に分けゆっくりと抹茶を味わってください。少し苦いかも知れません。ちょうど今、化学反応を起こしましたね。あなたの舌の上で甘いと苦いの要素が溶け合って...。

どうか至福の時間をお過ごしください。

今日あなたに逢えてとてもうれしいです。

「一期一会」は魔法のことばです。

*天下人 : 長く続いた戦乱の世を収め、天下統一を成し遂げた人物


矢木 貴之

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京都発! はんなりとした男性アイドルユニット
  「京都男子」

京都男子

京都男子
京都男子

日本ではたいへん多くのアイドルが活動していて、その数は数千組いるとも言われています。アイドルの中には、特定の地域を拠点として活動をしている「ご当地アイドル」と呼ばれる人たちもいます。京都にも何組かのご当地アイドルがいますが、今回はその中から「京都男子」をご紹介します。

京都男子は2016年に結成された男性アイドルユニットです。現在は19歳から22歳の4人のメンバーで活動していて、日本の伝統文化の中心地である京都のアイドルとして「和」をコンセプトにした独特な世界を 展開しています。普段は週末の関西でのライブを中心に活動しています。また、最近発売したCDがヒットチャートの上位に入るなど、全国的にも注目を集めています。今回、私たちも京都男子のライブを観に行って、開演前にはメンバーの皆さんにもお話を聞きました。

まず、京都男子に入ったきっかけをお聞きすると、オーディションやスカウトがきっかけだったそうです。また、自分たちの魅力については「ガツガツしていないところ。京都らしい『はんなり』としたところ」と言っていました。そのため、曲や衣装を京都らしいものにしたり、MC(ライブ中のおしゃべり)も、いい意味で緩やかだとのことでした。

メンバーの皆さんは優しいお兄さんといった感じの男性でしたが、「関西では男性アイドルは少ないけど、その中でトップになりたい」、「自分たちが憧れられるような存在になりたい」と熱意を見せていました。また、将来は京都のテレビやラジオのローカル番組にも出てみたいし、京都市と一緒になって京都の魅力をアピールできるような活動をしていきたいとのことでした。そして、来年3月には京都でワンマンライブを行う予定なので、それを成功させたいとも言っていました。

「京都男子」 ライブの様子

「京都男子」 ライブの様子

さて、ライブの様子ですが、この日のお客さんはほとんどが若い女性でした。お客さんたちは手に色とりどりのサイリウムを持っていて、ライブが始まると曲に合わせてサイリウムを振りながら掛け声を掛けていました。最前列のお客さんは、ステージのすぐ前に立っていて、メンバーに手が届きそうでした。この日はユニット公演ということで、前半は4人が2人ずつのユニットに分かれて登場しました。最初の一組は革ジャン、もう一組は和服をアレンジした衣装で登場しました。その歌声やMCはとても優しく、インタビューで言っていた「ガツガツしてなくて、はんなりとしている」という魅力が伝わってきました。そして後半は4人がそろって歌って踊って、ライブはさらに盛り上がりました。

皆さんも京都男子のライブに行ってみませんか。 京都男子の皆さんも「外国人のお客さんはまだ少ないので、今回『Life in Kyoto』で京都男子のことを知った外国人の皆さんにもぜひライブに来て欲しい」と言っていました。京都男子のことが気になった人は、ホームページや YouTubeで京都男子の曲やライブの動画が観られますので、ぜひ見てみてください。

京都男子 YouTube公式チャネル

京都男子
公式ホームページ:https://www.kyotodanshi.com
YouTube 公式チャネル:右のQRコード

鈴木 秀利・西村 夢見

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kokoka news * * こくさいうりゅういかん ニュース

kokokaにサンタがやってくる!

kokokaのボランティアグループ「ホッとチャット」が、親子で楽しんでいただけるクリスマスイベントを行います。

kokokaにサンタがやってくる
  • 日時:12月22日(土) 午後2時~4時
  • 対象:子育て中の外国人、日本人(0~5歳までのこども同伴可、きょうだいの場合は5歳以上でも参加可能)
  • 定員:25組、事前申込みが必要です。
  • 費用:大人1人 200円、子ども 無料
  • 場所:kokoka 3F研修室
  • お申込み:http://www.kcif.or.jp/HP/news/top/jp/index.html
  • お問い合わせ:075-752-3511

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京都市国際交流会館 図書・資料室 としょレター

オススメの一冊

『城バイリンガルガイド』

『城バイリンガルガイド』

三浦正幸 著、小学館、2017

日本の「城」。外国人の方に人気がありますよね。この本にはそんな日本の城のつくり方や歴史が紹介されています。もしこの本で城に興味を持ったら、“日本全国城巡りの旅”を企画してみてはいかがですか。おもしろそうです。

また全国の城の外観写真もたくさん掲載されているので、単に見比べるだけでもすごく楽しいと思います。 kokoka*は実を言うと城を近くで見たことがありません。きっとかっこいいんでしょうね。

※ kokoka は京都市国際交流会館のマスコットのです。

『和ごはん 101』

日本と言えば、やっぱり和食ですね。『和ごはん 101』(山田玲子 著、ポット出版、2017)は、朝ごはん、人気の一品、さらに飲みものや和菓子まで、和食の魅力がたっぷり紹介されている一冊です。ぜひ図書・資料室へ見に来てください。

みなさんの好きな和食は何ですか。kokoka が好きなものは、「ぶりの照り焼き」、「きんぴらごぼう」、「ちらし寿司」、「冷奴」、「日本酒」...。挙げたらきりがありませんね。

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今号を作ったボランティアのみなさん

編集メンバー

生田 稔 / 岩井 ニコラス / カテリーナ・チョルノフォステムコ / カール・ジャンスマ / 金谷 千菜美 / 胡 侃欣 / 小島 眞代 / 古園 美樹 / 鈴木 翔一朗 / 鈴木 秀利 / 田村 和美 / 永田 宙 / 古田 富好 / 矢木 貴之 / 八木 俊幸 / 湯澤 公朗 / 林 秀鳳

WEB版作成

鈴木 秀利

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