私の故郷と京都

ローゼンスタイン・ハンナ(アメリカ合衆国)


京都とボストン

子供の時から、日本の伝統的な文化と歴史についてずっと興味を持っていました。2011年、京都での5ヶ月の留学を通して、京都の歴史的な雰囲気が大好きになりました。特に東山の伝統的な雰囲気が好きなので、そこは私の一番好きな所です。私の出身はボストンで、京都と同じように歴史的で、古い建物がたくさんあり、きれいな場所です。また歴史的で、きれいな景色が似ているだけではなく、ボストンと京都は街の大きさも似ています。私は大きな街は苦手なので、京都の大きさはちょうど良く、ボストンと同じように自分の故郷のように感じられるようになりました。

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山野草と親しみながら登る、将軍塚

~ 京都一周トレイル東山コース ~

京都トレイル

閑な時に遠くを眺めていると、自然の美しさを感じさせる山々に気付きやすい。特に、秋から冬にかけては、色彩の豊かな紅葉(もしくは黄葉)に季節の移り変わりを確かめられる。外国人の方には、観察している間に、山に登り、もっと自然に触れたいと思い立つ人もいるでしょう。

今回、私が紹介する将軍塚は、安心・安全に楽しく散策できる身近な山です。京都市国際交流会館(kokoka)の南西に位置し、歩いて10分の粟田神社の、「左手10mの小道」が京都一周トレイル東山コースの入り口です。少し進むと粟田山荘(高級旅館)、更に進むと階段があり、昇ると尊勝院(お寺)に着く。お参りをして庭を通り抜けるとツヅラ折り(ジグザグ状)の山道が始まる。Google mapで検索できるので、登る前に必ず確認しよう。

標高(山の高さ)は216mと登りやすく、山頂からは京都市内を展望できる。山野草と樹木の種類は豊富で日本の植物に親しみやすい。観察して楽しみながら、ゆっくりと歩く感覚で登っても、山頂まで約1時間で到達できる。靴は滑りにくいスパイク性のある凸凹のゴム底を選び、杖を持つと、坂道や斜面でも安定性を発揮し無駄に体力を消耗しない。さらに、観察した植物を「季節の草花図鑑」で探し当てると喜びが大きい。逆に図鑑を眺めて記憶に残していた植物と、山道で出会えた時の感動も大きくなると、何度訪れても飽きなくなる。

曇り、そして雨の降る日は落雷の危険性があるので絶対に登らない、天気予報に注意しよう。そして、低い山であるが、秋から冬にかけ日没は早い、午前中に出発し午後4時までには戻ろう。安心・安全を重視して、最初は山に詳しい日本人と登ろう。

湊 雅之(みなと まさゆき)

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京都での生活、もっと楽しみませんか?
  - 京都案内倶楽部のご紹介 -

祇園祭

祇園祭

京都にお住いの外国人の皆さん、休日はどんなふうに過ごしていますか?ちょっと珍しいところへお出かけしたいなぁと思うことはありませんか?京都案内倶楽部は、そんな皆さんのために、いろいろなおもしろいツアーをほぼ毎月行っています。

紙すき(和紙作り)

紙すき(和紙作り)

京都案内倶楽部は、京都市国際交流協会のボランティア活動の一つとして、京都やその周辺に住む人たちが集まり、ツアーの企画をして、実際に外国人の皆さんを案内しています。最近どんなツアーがあったかというと、例えば酒蔵の見学、紙すき(和紙作り)の体験などがありましたし、開店前の銭湯を見に行き、銭湯についていろいろ学んだツアーもありました。また、京都の大きな祭りの一つに祇園祭がありますが、このときには鉾に登ることもできます。

この秋もおもしろいツアーを企画しています。10月にはハンカチを染める体験をするツアー、11月には英語落語を聞きに行くツアーが予定されています。

京都市国際交流協会のホームページに案内が出ますので、情報を見つけたらぜひ参加してみてください。

また、ツアーに参加できるのは外国人だけですが、もし京都案内倶楽部のツアーに興味のある日本人の方がいましたら、ボランティアという形で参加してみませんか?まずは京都市国際交流協会のボランティア・オリエンテーションを受けて、それからぜひ京都案内倶楽部の活動をのぞいてみてください。

京都市国際交流協会ホームページ:http://www.kcif.or.jp/

長竹 善伸(ながたけ よしのぶ)

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目を閉じないと見られないもの、なーに?

書道教室

被災からおよそ1年が経った東北では、食べ物や生活必需品など必要なものは少しずつですが、揃ってきました。そんな中、今でも精神的に辛い思いをしている被害を受けた人たちのために、ボランティアを募集しています・・・仙台に行ってきたフランス人の友人からそういう話を耳にするたびに、私も東北に行きたい気持ちが強くなりました。パリ(フランス)で書道を始めて、書道家になりたくて三年前に京都に引越し、本格的に書の道に入った私にとって一番楽しいことは書道ですから、その楽しさを伝えられるように被災した人達と一緒に書道をしたいと思っていました。京都市の国際交流会館の知り合いを通じて、石巻復興支援ネットワークという団体と連絡を取りました。この団体では仮設住宅に入居されている方々への手芸等によるワークショップを開催したりしていました。その人達のお陰で4月の終わりに二回書道教室を開くことになりました。でも、計画を実現するには、交通手段や宿泊場所を調べたり道具を準備したりなど、ボランティアがすべてすることになっていて、そんなに簡単ではありませんでした。例えば書道教室の参加者は道具を持っていないので、私が全て準備することになりました。友人や知り合いにお願いして、1-2間以内に10名分以上の習字セットを揃えていただきました。とりわけ友人や知り合いからいろいろな道具を頂いたことが大きな助けとなり、石巻で書道教室を開催できることになりました。

もう一つは教室です。何の文字を書くか、行く前にそういうことを決めたほうがいいと思っていました。最初、団体の人達に相談してみました。別にどんなテーマでも大丈夫のようでしたが、津波の被災の後なので被災に関係がある漢字を避けたほうがいいということでした。『絆』とか『夢』などは東北人から見ると重たい意味を持っていることが、私はなんとなく分かりました。しかし以前から気に入っていた『夢』の漢字は構成はそんなには重くなくて、逆にとてもエレガントな文字だと思います。ところが、震災の後、マスコミ等で頻繁に使われていたので、人々がその文字に飽きたのではないかと思い、イベントには不向きかなと考えました。

同時に、その人達にどうやって短い時間に書道の楽しさを伝えることができるだろうか・・・自身の能力についても確信がもてませんでした。そんなこんなと、いろいろ考えたうえで、「楽しい『楽』を書いてみましょう」。それから春ですから「『花』の漢字を書きながら草冠の構成を学びましょう」、その二つのテーマを選びました。実際はだれもが好きな、明るい意味を持っている「花」の文字を始めとして、最後に、皆さんにもっと自由な気持ちで自分が好きな草冠の漢字、例えば「夢」とか、を書いてもらえることを願いました。

つづく

オダン・シルビー

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みんな集まれ! 子育てステーション ホッとチャット

ホッとチャット

「千の倉より子は宝」という言葉を知っていますか?これは子どもはどんな宝よりも大切だという意味のことわざです。次の世代を担う子どもは、親にとってはもちろん、地域や社会そして世界全体にとってまさに宝ものだといえます。しかし、毎日の子育ては親にとっては楽しみとともに、不安やストレス・悩みなどさまざまな感情を伴うものだと思います。

kokokaには、そんな子育ての喜びも不安もみんなで分け合える場、「子育てステーション ホッとチャット」があります。日本人でも外国人でも、京都で子育て中の方ならどなたでも参加できます。子どもをおもちゃで遊ばせながら、子育てについての情報交換をしたり、友達の輪を広げてみませんか?定例活動は予約不要・参加費無料で月に2回あります。気軽に立ち寄ってください。また、10月6日(土)には乳幼児品無料フリーマーケット(申し込み制)が開催される予定です。何か掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。

ホッとチャット

ホッとチャット活動日

毎月第1土曜日:午後3時 ~ 4時30分
 毎月第3火曜日:午前10時30分 〜 12時


乳幼児品無料フリーマーケット(申し込み制)
 10月6日(土)午後3時 〜 4時30分
http://www.kcif.or.jp/HP/jigyo/tabunka/jp/kodomo/2012_hotchatevent1006.html

瀧井 智子(たきい ともこ)

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kokoka news * * こくさいうりゅういかん ニュース

避難所宿泊訓練

地震などの災害が起こったら、どこに逃げればよいのでしょうか?災害時に避難する避難所に泊まって、災害時にどうすればよいか、何が必要なのか考えてみましょう。

  • ◆日時:10月13日(土) 午前4時から14日(日)午前10時まで
  • ◆場所:京都市国際交流会館 kokoka
  • 申し込みは締め切りました。

外国人歓迎会

京都に来たばかりの外国人のみなさんが、安心して生活できるように、生活に必要な情報をお知らせします。友達作りのための交流会もあります。無料です。

国際交流会館オープンデイ 2012

万国屋台村、グローバルステージ、大人も子どもも楽しめる世界の文化体験コーナーなど様々なプログラムがあります☆

  • ◆日時:11月3日(土)午前11時から午後4時
  • ◆場所:京都市国際交流会館 kokoka

「いらなくなったらいる人へ」京都市役所前フリーマーケット

  • 場所:河原町御池西北角 京都市役所前広場
  • 日時:10月28日(日)、11月17日(土)午前10時 〜 午後4時
  • 主催:NPOプラスワンネットワーク
  • TEL:075-229-7713
  • http://www.plusone.ne.jp/fm/fm_shiyakusho1.html

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京都市国際交流会館 図書・資料室 としょレター

オススメの一冊

『対訳・寺社を歩けば京都がわかる Discovering Kyoto in Temples and Shrines』

寺社を歩けば京都がわかる

紫紅社(しこうしゃ)・発行
2010年

暑かった夏も終わり、すっかり秋になりました。涼しくなってくると外に出かけたくなりますね。そんな時には、京都のお寺や神社を散策してはいかがでしょうか。 この本では地域ごとに6つのエリアに分かれており、一日で巡るコースの計画が立てやすくなっています。清水寺や八坂神社などの有名な寺社に加えて、建築、庭園、仏像が美しい寺社も紹介されています。また、「金閣寺には混雑を避けて朝早く出かけたほうが無難だ。」と拝観のポイントも教えてくれます。さらには、ゆかりのある人物や自然物の紹介、歴史の説明もあるので訪れた寺社をより深く楽しむことができます。

小さいサイズの本なので、持ち歩くのにもピッタリですよ!秋の京都を満喫してくださいね。

自転車

京都を移動するなら自転車が便利です。『京都散策自転車ノート』は移動時間や距離とともに、興味に合わせてたくさんのルートが案内されています。『lonely planet Kyoto CITY GUIDE』ならWalking Toursも英語で紹介されています!

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今号を作ったボランティアのみなさん

誌面版編集

東 馨子 / 生田 稔 / ジャンスマ・カール / 鈴木 秀利 / 関野 雅子 / 瀧井 智子 / 長竹 善伸 / 東田 美優 / 福島 あす伽 / フレンチ 香織 / 湊 雅之 / ハンナ・ローゼンスタイン / 山下 元代

WEB版作成

鈴木 秀利

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