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ケータイ

京都で日本語を学ぼうと最終的に決めたのは、2004年の夏でした。普通の3週間観光よりも長い期間日本に滞在することが、子供の時からの夢でした。私の語学教室は京都美術デザイン学校の中にありました。500人のアジア系の学生、9人のクレイジーな欧米人と私とから成るわれわれのクラスは、大変高いレベルで日本語を勉強しようとしていました。

 住む場所を見付けるという最初の問題を片付けたあと(私は大学の近くに、壁に二つの押入れの付いただけの6畳の部屋を見付けました)、第二の問題は日本での新しい友達やイタリアの家族と連絡を取ることでした。私の日本語は今よりももっと恐るべきものでしたが、クラスメートの机の上の広告で毎日見ていた電話会社、AU、に直接行って話しをしようと決心しました。

 その店に入った時に先ず経験したカルチャー・ショックは、殆どのケータイの値段がゼロ円か1円ということでした。“これが最初の日本土産だ”と私は思いました。しかし、店の人と話しているうちに、この結構なお土産を手に入れるのはそう容易でないことに気付きました。:外国人登録証か健康保険証が必要だったのです。私はどちらも持ってなかったので、左京区役所で登録して二週間後にまた来なければなりませんでした。こうしてその店へ戻って来て、やっと待望の電話器を受け取りました。それは日本語で操作するもので、漢字や平仮名の読み書きを学ぶのを助けてくれるはずでした。

ヨゼさん

ヨゼさん

 大変驚いたのは、この小さいキカイが出来ることでした・・・。その中にあったのは:英和辞書、2種類のナビ(ナビゲーション・システム)、バーコード(バス停からコンビニに至るまでどこにでも見られる小さい白黒まだらの四角)の読み取り器、ラジオ、インターネット、そして最も信じがたいもの、テレビのリモコン!テレビは持っていなかったし、見ることさえ好きではないのですが、私は考えました、“アパートの部屋の壁は非常に薄いので、隣の人のテレビの音が大きすぎる場合には、このリモコンで私が消せるかも!”。もしもこれが1円ケータイの出来ることなら、5,400円のケータイだったらいったい何が出来るのでしょうね。

 この店で私に求められたのは、毎月コンビニで電話料を支払う以外、6ヶ月の契約期間の後にケータイを返却することだけでした。

 こんなわけで、お土産探しは振り出しに戻りましたが、このケータイのまだ分かってない能力の中に、“携帯お土産ナビ(お土産用の携帯を探すナビ)”という隠れた機能があるのではないかなと私は思います。

-ヨゼ・クニオリ
-翻訳 藤井達三

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壬生さんのカンデンデン

壬生狂言

壬生狂言

狂言と能は鎌倉時代から受け継がれてきた舞台芸術。狂言は能を簡単にしたもの、当時の庶民が親しんだ冗談や物真似をもとにして創られたコメディーです。能は歌と舞からなる真面目な芝居。この二つはよくセットで演じられます。

 ここで紹介するのは、毎年観客で賑わう壬生寺の壬生狂言。700年前に円覚上人が始めた宗教的パントマイムで、能や物語などが加わって庶民に親しまれるアウトドアのイベントに発展しました。期間中は演者が仮面をつけ、かね・太鼓・笛の囃子に合わせて延べ30演目が上演されます。演じるのは、小学生から80歳代の主に地元に住む約40名です。仮面は室町時代から現代の作で約190点もあるそうです。演目の一つで、猿が投げた柿にあたって死んだ親蟹のあだ討ちを子蟹がはさみ、栗、臼と力を合わせてする「蟹殿」では、綱わたりの芸をする「獣台」や飛び込んで消える「飛び込み」などの舞台装置も見どころです。舞台となる大念佛堂(狂言堂)は重要文化財に指定されています。麗らかな春を見て、カンデンデンと響く囃子を聞いて、日本の伝統芸能に触れてみるのもいいかもしれません。

場 所: 壬生寺。鑑賞料:大人800円、中学・高校生600円、小学生400円。当日券・自由席のみ
日 時:4月21日〜29日、13時〜17時30分、5番上演。*29日のみ夜の部あり、18時〜22時、6番上演。
交 通: 市バス26「壬生寺道」下車。阪急電車京都線(「大宮」下車徒歩10分。公共交通機関をご利用下さい。

- 山下 元代

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日本の伝統食 調理体験

京都クッキングサークル

京都クッキングサークル

文化をよりよく味わうためには、食を措いて他にはありません。このたび、京都クッキングサークルにて、日本食を調理し、味わう機会がありましたので、ご報告いたします。

 まず一品目はかす汁です。これは、とりわけ冬期に振舞われる伝統的なスープです。主要な原材料の一つは酒かすといって、酒造の過程で発生する美味な麹です。他には、鮭、大根、こんにゃく、味噌、そして日本の伝統的なスパイスが入ります。スープは素晴らしく、ほんの少し酒が入るため心も体も温かくなれます。

 さて、二品目はほうれん草のみぞれ和えというサラダで、その名前は冬に見られる“みぞれ”に由来しています。サラダはほうれん草、おろし大根、それから砂糖と塩の絶妙な調合によってできます。これにゆずの皮を薄くスライスしたもので飾りをつけ、すこし酸味を加えます。この作業に平行して、焼きおにぎりを作りました。この手作りの献立はとても伝統的なもので、日本のどの家庭でもお目にかかることができます。

 こうして料理を一緒に味わう瞬間は最高ですね。しかし、調理する過程そのものも味わうのと同じくらい楽しいものです。この特別な機会を与えてくださった二股依子さんならびに調理スタッフの方々に感謝いたします。

<次回予定>2007年4月22日(日)午前11時

申し込みは開催日の2日前までにホームページからどうぞ。

-ロビー・ホヴィス、伊藤英俊
-翻訳 今原裕章 

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団塊の世代  団塊=他世代より人数が多いこと

1947〜49年生まれのこの世代は、日本の人口比に占める割合が高い戦後のベビーブーム期にあたります。この春より60歳の定年退職を順次迎え、定年延長・再就職などの就労問題を含め、第二の人生をどう過ごすかが問われていて、これが2007年問題と呼ばれているものです。社会はこの世代の退職後の生き方に注目しています。

- 藤村英治

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-シリーズ-私の好きな京都―

このシリーズは、京都に住んでいる皆さんから「私の好きな京都」を紹介していただきます
金閣寺の前で

金閣寺の前で

私が選んだ「My Favourite Kyoto」は金閣寺です。というのも、金閣寺の大きさや美しさに魅了されただけではなく、そのすばらしいお寺を訪れたときに体験した出来事が私にとって非常に印象深かったからなのです。

 慣れない町で金閣寺がどこか探しあぐねていたとき、同じく金閣寺に向かっていた二人の優しい日本人の女性が親切にも、私をそこまで連れて行ってくれたのです。私を案内してくれただけではなく、彼女達は看板や情報板に書かれてあることを私に全部訳してくれました。身振りや手振り、私の4単語の日本語と彼女たちの20単語の英語と電子辞書、そして多くの笑いで、彼女達の訳を理解することができました。

  ユネスコの世界遺産に登録されたのは1994年ですが、金閣寺は元将軍であった義光が新しい邸宅の一部として構えた1397年にまで歴史はさかのぼります。そして1408年に、彼の意向に即し、将軍の邸宅は禅寺に改修されました。金閣は、元々の建物の形が残されており、周囲にある庭園は何百年もの間変わらず世紀を超えて人々をその輝きで楽しませてきました。金閣寺で過ごした午後は、私を壮大な遺産の美しさと畏敬の念で包み込んだだけではなく、日本人の寛大さや親切を私に教えてくれました。彼女達は自分達の文化遺産を誇りに思っており、私は彼女達の親切心と彼女達と共に時間を共有できたことに感謝をしています。  

- イングリン・フロイランド
-翻訳 谷尾 美沙

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イベント情報

平野神社桜コンサート

桜咲く神苑で音楽をお楽しみください。 無料
日時:3月25日(日)から4月22日(日)までの毎週金・土・日曜日 14:00と19:00より 
場所:平野神社神苑。(市バス205・204・50系統。衣笠校前下車 徒歩5分)
内容:桜苑での野外コンサート。ハープ、弦楽合奏、琴etc.毎回内容が変わります。http://www.geocities.jp/daa01397/

2007年度ボランティアオリエンテーション

国際交流と在住外国人支援を目的とした活動に参加できるボランティアを募集します。
母国の文化紹介や、多言語情報誌の作成などに参加してみませんか! 参加費無料 申込不要

日時:4月21日(土)・5月12日(土)14:00〜15:30
会場:京都市国際交流会館(地下鉄東西線蹴上駅下車徒歩7分)
内容:ボランティアプログラムの説明と活動内容の紹介

問合せ:(財)京都市国際交流協会TEL:075-752-3511

「いらなくなったらいる人へ」京都市役所前フリーマーケット

日時:4月29日・5月13日午前10時〜午後4時
場所:河原町通御池西北角 京都市役所前広場 
主催:NPOプラスワンネットワークTel: 075-229-7713

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Designed by 溝井ゆきゑ (HP ボランティア)

http://www.yukirun.com/